瀬戸信用金庫2023年版ディスクロージャー誌
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------------------------------------------------ 資料編(単体情報) 46普通出資(2)信用金庫の自己資本の充実度に関する評価方法の概要令和3年度令和4年度発行主体(注) 1.所要自己資本の額=リスク・アセット× 4% 2.「エクスポージャー」 とは、 資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。4. オペレーショナル・リスクの算定に当たっては、 当金庫は基礎的手法を採用しています。  <オペレーショナル・リスク相当額(基礎的手法)の算定方法>     粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)× 15%       直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数5.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%資本調達手段の種類リスク・アセットコア資本に係る基礎項目の額に算入された額リスク・アセット所要自己資本額38,05934,92783675512,64914,1526,8587554,1061632441,0111,011 イ. 信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計 1) 標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー①外国の中央政府及び中央銀行向け②地方公共団体金融機構向け③我が国の政府関係機関向け④地方三公社向け⑤金融機関及び第一種金融商品取引業者向け⑥法人等向け⑦中小企業等向け及び個人向け⑧抵当権付住宅ローン⑨不動産取得等事業向け⑩三月以上延滞等⑪取立未済手形⑫信用保証協会等による保証付⑬出資等出資等のエクスポージャー重要な出資のエクスポージャー⑭上記以外他の金融機関等の対象資本等調達手段のうち対象普通出資等及びその他外部TLAC関連調達手段に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー総株主等の議決権の百分の十を超える議決権を保有している他の金融機関等に係るその他外部TLAC関連調達手段に関するエクスポージャー総株主等の議決権の百分の十を超える議決権を保有していない他の金融機関等に係るその他外部TLAC関連調達手段のうち、その他外部TLAC関連調達手段に係る5%基準額を上回る部分に係るエクスポージャー上記以外のエクスポージャー2) 証券化エクスポージャーSTC要件適用分非STC要件適用分証券化再証券化3) リスク・ウェイトのみなし計算が適用されるエクスポージャールック・スルー方式マンデート方式蓋然性方式(250%)蓋然性方式(400%)フォールバック方式(1250%)4)経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額5) 他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置  によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額6) CVAリスク相当額を8%で除して得た額7) 中央清算機関関連エクスポージャーロ. オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額ハ. 単体総所要自己資本額(イ+ロ) 当金庫は、信用リスクを「信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフバランス資産を含む)の価値が減少ないし消失し、当金庫が損失を被るリスク」と定義しております。 当金庫は、信用リスクを管理すべき重要なリスクであると認識の上、与信業務の基本的な理念・指針・規範等を明示した「クレジットポリシー」を制定するとともに、「信用リスク管理方針」を定め、広く役職員に理解と遵守を促しています。また、信用リスク管理の基本方針や手続き等について「信用リスク管理要領」を制定し、信用リスク管理を徹底しております。 また、小口多数によるリスク分散を基本方針とするとともに、信用格付別や自己査定による債務者区分別、業種別、地区別など、さまざまな角度からのポートフォリオ管理や計測モデルを用いて信用リスク量を計測するなど、適切なリスク管理に努めております。 以上、一連の信用リスク管理の状況については、リスク管理委員会で協議・検討を行うとともに、必要に応じて、理事会等に報告する体制を整備しております。 貸倒引当金は、「自己査定基準」及び「償却・引当基準」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実績率を基に算定するとともに、その結果については、監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。 審査・与信管理にあたっては、営業推進部門、審査部門、与信監査部門を独立させることで、相互牽制が働く態勢としております。 当金庫の自己資本は地域のお客さまからの出資金及び過去からの利益の積立てである利益剰余金等から構成されています。 自己資本調達手段の概要は以下のとおりです。① 自己資本の充実度について 当金庫の自己資本比率は令和5年3月末現在で12.28%と、国内基準である4%を大きく上回っており、経営の健全性・安全性を十分保っております。② 将来の自己資本充実策について 年度ごとに掲げる事業収支計画の達成により、そこから得られる利益を積上げ資本を充実させることを第一義的な施策として考えております。○自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円)① リスク管理の方針及び手続の概要瀬戸信用金庫951,476873,1952009101,8941,29966,234353,802171,46518,885102,662404956,11525,27825,278123,94477,69112,67033,5813,4203,42095,16095,160△ 20,309935,470986,9474,9573,1075061,3431361363,8063,806△ 81201,41839,477992,076900,2902009091,7521,37674,000382,939178,02716,124102,1923021056,24421,23321,233114,88269,6644,5952,78612,46349832,7543,9701,3101583,970158103,236103,2364,1294,129△ 15,49272△ 619236,3301,028,4071,45341,1361,209百万円所要自己資本額39,68336,01183670552,96015,3177,1216444,087124249849849自己資本の充実の状況等について(3)信用リスクに関する事項(リスク・ウェイトのみなし計算が適用されるエクスポージャー及び証券化エクスポージャーを除く)2. 定性的・定量的な開示事項 (1)自己資本調達手段の概要

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