瀬戸信用金庫2022年版ディスクロージャー誌
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地域密着型金融3 当金庫はお客さまとの密接な関係を活かし、地域経済の活性化や中小企業金融の円滑化、課題解決などに向けた様々な施策に取組んでまいりました。 今後も引き続き恒久的な取組みとして、さらに深化した地域密着型金融を目指します。 令和2年度から令和4年度の3か年は「『地域とともに』~持続可能な地域社会の実現のために~」のビジョンの下、右記の方針、項目について取組みます。(1)お客さまへのコンサルティング機能の発揮新型コロナウイルス感染症の影響を受けられたお客さまへの「資金相談」に加え、事業再構築補助金をはじめとした「公的施策の活用支援」、情報提供等による「本業支援」のほか、以下の取組みを行っています。①創業、新事業支援・瀬戸市や瀬戸商工会議所と連携した「せと・しごと塾」の開催、尾張旭市や尾張旭市商工会等と連携した「尾張旭市創業セミナー」の開催を通じ、創業支援に取組んでいます。・「ものづくり補助金」の活用支援や、「知財活用ビジネスマッチング交流会」開催による開放特許活用支援など、企業の新事業展開や成長支援に取組んでいます。②事業承継支援・「愛知県事業承継ネットワーク」に参加し、事業承継診断の実施や事業承継ネットワークコーディネーターの派遣を通じ、事業承継相談を実施しています。・外部機関や専門家と連携し、M&A相談を実施するとともに、M&Aに関する勉強会を開催し、職員のスキルアップに取組んでいます。③事業再生支援・中小企業活性化協議会や、愛知県・名古屋市信用保証協会と連携し、経営改善計画書の策定支援を行うとともに、経営改善計画の実行支援に取組んでいます。況を発信しています。ております。せとしんの経営1.基本方針⑴ 当金庫は、地域経済の活性化や健全な発展のために、地域の中小企業等への経営サポートをはじめとして、積極的に、地域密着型金融の推進を図ります。⑵ 当金庫は、SDGs(持続可能な開発目標)への取組みを通じて、持続可能な地域社会の実現に貢献します。2.具体的な取組項目⑴ お客さまへのコンサルティング機能の発揮⑵ 地域の面的再生への積極的な参画⑶ 地域やお客さまへの積極的な情報発信3.計画期間3か年4.計画の公表ホームページにて「地域密着型金融推進計画」を公表しています。(2)地域の面的再生への積極的な参画・地域創生に向け地方公共団体等における各種計画の策定や事業への積極的な参画を通じ、地域活性化に取組んでいます。・公益財団法人瀬戸信用金庫地域振興協力基金は、地域社会の活性化のため、平成5年より、「瀬戸市、尾張旭市、長久手市、豊田市藤岡地区・小原地区、春日井市」の地方公共団体等と連携し、助成事業を行っています。・「瀬戸信用金庫アートギャラリー」において、地域にゆかりの深い北川民次の作品や、地域の陶芸作品の常設展示のほか、地域の作家を中心とした企画展の開催を通じ、地域の魅力を発信しています。(3)地域やお客さまへの積極的な情報発信・ホームページやディスクロージャー誌を通じた当金庫の取組みの発信に加え、LINEを活用し、地域情報の発信を行っています。・景気動向調査の実施や公表を通じ、地域経済の状・令和4年度を最終年度とする第11次中期経営計画では「『地域とともに』~持続可能な地域社会の実現のために~」をビジョンに掲げており、お客さまとの密接な関係を活かし、さらなる地域経済社会の活性化や中小企業金融の円滑化、課題解決などに貢献してまいります。今後の課題・計画は、ほぼスケジュール通りに進捗したと認識し地域密着型金融推進計画(令和2年度~令和4年度)地域密着型金融推進計画の取組状況(要約)地域密着型金融● 1.令和3年4月~令和4年3月までの取組み● 2.計画の達成状況に対する分析・評価及び

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