当金庫はお客さまとの密接な関係を活かし、地域経済の活性化や中小企業金融の円滑化、課題解決などに向けた様々な施策に取組んでまいりました。 今後も引き続き恒久的な取組みとして、さらに深化した地域密着型金融を目指します。 令和２年度から令和４年度の３か年は「『地域とともに』～持続可能な地域社会の実現のために～」のビジョンの下、右記の方針、項目について取組みます。１．基本方針⑴ 当金庫は、地域経済の活性化や健全な発展のために、地域の中小企業等への経営サポートをはじめとして、積極的に、地域密着型金融の推進を図ります。⑵ 当金庫は、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）への取組みを通じて、持続可能な地域社会の実現に貢献します。２．具体的な取組項目⑴ お客さまへのコンサルティング機能の発揮⑵ 地域の面的再生への積極的な参画⑶ 地域やお客さまへの積極的な情報発信３．計画期間３か年４．計画の公表ホームページにて地域密着型金融推進計画の公表をいたします。地域密着型金融推進計画（令和２年度～令和４年度）■１．令和２年４月～令和３年３月までの 取組状況●創業・新規事業支援・平成２０年より参画している瀬戸市の創業支援事業「せと・しごと塾」が新型コロナウイルス感染拡大防止のため令和２年度の開講が中止となる中、地域の起業支援ニーズに応えるため、「Ｚｏｏｍで学ぶ！起業のはじめ方セミナー」を瀬戸市地域産業振興会議、瀬戸市、瀬戸商工会議所との共催により開催しました。・「せと・しごと塾」が中止となる中、創業者の交流、ネットワーク構築支援のため、先輩創業者をゲストに招いた意見交換の場「せと・創業カフェ」を瀬戸市地域産業振興会議、瀬戸市、瀬戸商工会議所との共催により開催しました。・尾張旭市、尾張旭市商工会、日本政策金融公庫との共催により、「尾張旭市創業セミナー」を開催しました。●事業承継支援・事業承継期を迎えている地域の中小企業経営者または事業承継予定者への支援の一環として、「事業承継セミナー」を愛知県信用保証協会、瀬戸市、瀬戸商工会議所、日本政策金融公庫との共催によりオンラインにて開催しました。●地域活性化に資する取組み・「瀬戸信用金庫アートギャラリー」にて、文化・芸術への貢献を通じた地域活性化へ積極的に取組んでいます。（企画展６回開催）・公益財団法人瀬戸信用金庫地域振興協力基金は、地域社会の活性化のため、平成５年より、瀬戸市、尾張旭市、長久手市、豊田市藤岡地区・小原地区、春日井市の地方公共団体等と連携し、助成事業を行っています。・「ｍｏｙａｉ ｗｏｒｋｓｈｏｐ」（６人のツクリテによるものづくり体験プログラム）を瀬戸まちづくり㈱と連携し、若手作家（ツクリテ）支援および中心市街地活性化に取組みました。・尾張旭市の魅力を伝える商品・メニューの開発とＰＲを実施し、新型コロナウイルス感染症により影響を受けた同市内事業者の活性化を図る事業「地域の魅力商品創出事業『旭色』」へ協力しました。■2.計画の達成状況に対する分析・評価及び 今後の課題●新型コロナウイルス感染拡大防止から、セミナーやイベント等の中止を余儀なくされました。一方、オンラインを使ったセミナー等の開催や新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた事業者さまの支援に取組みました。●令和２年度から第１１次中期経営計画（３か年計画）「『地域とともに』～持続可能な地域社会の実現のために～」を遂行しております。「良質なサービスの提供」などを重点施策として掲げ、お客さまとの密接な関係を活かし、地域経済社会の活性化や中小企業金融の円滑化、課題解決などに向けた様々な施策を通じ、地域社会の発展に貢献してまいります。地域密着型金融推進計画の取組状況（要約）岩渕 寛 作草図花器大津 範生 作白い愛地域密着型金融地域密着型金融せとしんの経営せとしんの経営3せとしん REPORT 2021
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