瀬戸信用金庫2021年版ディスクロージャー誌
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リスク管理強化への取組み 当金庫は、その業務の公共性や社会的役割に鑑み、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与等に係るリスク(以下「マネロン・テロ資金供与リスク」という)を適切に管理することを経営の最重要課題の一つと位置付けています。 当金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係を遮断するため、以下のとおり「反社会的勢力に対する基本方針」を定め、これを遵守します。● マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関する基本方針反社会的勢力に対する基本方針1.組織体制当金庫は、経営陣が主導的に関与するもとで、責任者及び統括部署を定め、関係部署が緊密に連携し、マネロン・テロ資金供与リスク管理態勢の整備に取組みます。2.リスクベース・アプローチに基づくリスク管理当金庫は、実効的な管理態勢を整備するため、「リスクベース・アプローチ」に基づき、自らの業務に内在するマネロン・テロ資金供与リスクを特定・評価し、リスクの程度や特性に応じたリスク低減措置を講じます。3.顧客管理等当金庫は、実効的なリスク低減措置を講じるための対応策を適時・適切に実施します。この結果、マネロン・テロ資金供与リスクが高いと判断した顧客及び取引については、厳格に対応します。また、異常取引や制裁対象取引等の検知を通じてリスクを低減させるため、取引モニタリング・フィルタリングの実効性を確保します。4.疑わしい取引の届出当金庫は、顧客管理及び取引モニタリング・フィルタリングを適切に実施することにより、疑わしい顧客や取引等の的確な把握に努めます。疑わしい取引に該当すると判断した場合には直ちに届出を行う態勢を整備します。5.コルレス先の管理当金庫は、コルレス先におけるマネロン・テロ資金供与リスク管理態勢を確認するための態勢を整備し、定期的に監視します。また、架空銀行(いわゆる「シェルバンク」)との契約の関係は遮断します。6.役職員の研修当金庫は、全役職員に対し、その役割に応じて必要かつ適切な研修等を実施し、マネロン・テロ資金供与防止対策について周知を図ります。7.実効性の検証当金庫は、マネロン・テロ資金供与防止対策の実効性及び適切性を適時・適切に検証し、必要に応じて改善策を講じることにより、リスク管理態勢の強化に努めます。1.当金庫は、反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、不当要求に対しては断固として拒絶します。2.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対し、職員の安全を確保しつつ組織として対応し、迅速な問題解決に努めます。3.当金庫は、反社会的勢力に対して資金提供、不適切・異例な取引及び便宜供与は行いません。4.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察、暴力追放愛知県民会議、弁護士などの外部専門機関と緊密な連携関係を構築します。5.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民事と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、断固たる態度で対応します。1. お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて追加のご確認等のため、通常よりお手続きのお時間をいただく場合があります。2. 過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を再度ご確認させていただく場合があります。また、その際に、各種書面等のご提示をお願いする場合があります。3. 外国送金について、送金資金の原資や送金目的及び受取人との関係等を確認できる書類等のご提出や質問へのご回答をお願いする場合があります。4. 各種質問へのご回答やご依頼した資料のご提出について、適切にご対応いただけない場合、やむを得ず、新規のお取引をお断りさせていただく場合があります。また、既にお取引いただいているお客さまにおかれましては、やむを得ず、お取引を制限等させていただく場合があります。● マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策の一環としてのお客さまへのお願いマネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止への取組みせとしんの取組み17せとしん REPORT 2021

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