瀬戸信用金庫2021年版ディスクロージャー誌
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せとしんの取組み総代会について総代会について1. 総代会の仕組み 信用金庫は会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。会員は出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することになります。しかし、当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。 この総代会は、決算、定款の変更、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続により選任された総代により運営されます。 さらに、当金庫では総代会に限定することなく日常業務や事業活動を通して、総代や会員の皆さまからのご意見を大切にし、経営の改善に取組んでおります。 なお、総代会の運営に関するご意見やご要望につきましては、お近くの営業店までお寄せください。(1) 総代の任期・定数   ・総代の任期は3年です。   ・ 総代の定数は100人以上150人以内とし、会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。     なお、令和3年6月末現在の総代数は132人で会員数は61,582人です。(2) 総代の選任方法総代は会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。そこで総代の選考は、総代候補者選考基準に基づき、次の3つの手続きを経て選任されます。①総代会の決議により、会員の中から総代候補者選考委員を選任します。②選考委員会を開催のうえ、総代候補者選考委員が総代候補者を選考します。③上記②により選考された総代候補者を会員が信任します。(異議があれば申し出ることができます。)総代会会員の総意を適正に反映するための制度決算に関する事項、理事・監事の選任等重要事項の決定総 代①総代会の決議により会員の中から選考委員を選任する総 代 会総代候補者③総代候補者氏名を店頭掲示し、所定の手続きを経て、会員の代表として総代を委嘱総代候補者選考委員②選考委員会を開催のうえ、総代選考基準に基づき総代候補者を選考会 員【総代会は、会員一人ひとりの意見を適正に反映するための開かれた制度です】(1) 当金庫の会員であること。(2) 総代としてふさわしい見識を有していること。(3)  平成28年6月以降、新たに就任した総代の定年は満80歳とする。ただし、任期の途中で定年に達したときは、その任期の終了をもって退任とする。2. 総代候補者選考基準3. 総代とその選任方法せとしんの取組み12せとしん REPORT 2021

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