2017年版 ディスクロージャー誌
7/68

地域密着型金融、地域金融円滑化 当金庫は、地域の健全な事業を営む事業者および個人のお客さまに必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与するため、以下の方針に基づき、地域金融の円滑化に全力を傾注して取り組んでまいります。コンサルティング機能を発揮し、お取引先のライフステージに応じた支援を実施する専門部署として、経営サポートグループを設置しております。1.取組方針地域の健全な事業を営む事業者および個人のお客さまへの安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である信用金庫にとって、最も重要な社会的使命です。私どもは、お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、これまでと同様、お客さまの抱えている問題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取組みます。2.金融円滑化措置の円滑な実施に向けた態勢整備当金庫は、上記取組み方針を適切に実施するため、以下のとおり、必要な態勢整備を図っております。 (1)態勢整備を図るため理事会等において本基本方針、金融円滑化管理方針および金融円滑化管理規程を策定、金融円滑化管理責任者を選任。  (2)お客さまへのきめ細かな経営改善支援を行うため、本部の経営サポートグループの機能強化を図り、各営業店には金融円滑化責任者と金融円滑化リーダーを配置。 (3)お客さまの事業価値を見極める能力(目利き力)を向上させる研修等を実施。3.他の金融機関等との緊密な連携当金庫は、複数の金融機関からの借入れを行っているお客さまから貸付条件の変更等の申出があった場合など、他の金融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、お客さまの同意を得たうえで、これらの関係機関と情報の確認・照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化に努めてまいります。1.「コンサルティング・事業再生・経営改善」支援に関する取組み経営サポートグループを中心に、営業店・外部の専門家・外部機関と連携しながらコンサルティング機能を発揮し、お取引先のライフステージに応じた支援を実施しております。経営サポート先に対しては、日常的・継続的な訪問等により信頼関係を構築し、企業の財務情報等を基に各種の問題解決や目標の提案を行っております。また、外部専門家や外部機関、信用保証協会等と連携を図りながら、コンサルティング機能を発揮し支援を行っております。外部機関の利用として、愛知県中小企業再生支援協議会への相談持込や、中小企業者の高度・専門的な課題については「しんきん愛知プラットフォーム」を通じた専門家派遣を行っております。 2. 取組事例建機レンタルを含む企業で海外事業部門において架空取引が発覚。打開策として野菜事業を計画したが海外現地において同事業の環境が整わず撤退したことも重なり大幅な債務超過に陥りました。親会社も多額の資金拠出したことにより業績不振となり、2社への貸付条件変更の金融支援をしてまいりました。事業性評価を改めて実施し、親会社が当該地区に必要不可欠であり、地域社会に貢献できうる企業であると判断いたしました。抜本的な事業再生のため愛知県中小企業再生支援協議会および他金融機関と協議した結果、愛知県中小企業再生3号ファンドを活用した事業再生スキームを策定し取組予定です。今後はファンド運営組合と協調した継続的な支援を行い、事業再生の取組みをしてまいります。※お客さまからの貸付条件の変更等に関する苦情相談は、次の相談窓口をご利用ください。[受付時間] 平日 9:00〜17:00 (土・日・祝 信用金庫の休業日は除きます)瀬戸信用金庫 融資部 苦情相談窓口専用電話お問い合わせ窓口フリーダイヤル 0120-702-085地域金融円滑化のための基本方針「コンサルティング・事業再生・経営改善」支援■ 経営者保証に関するガイドラインへの取組み当金庫では、「経営者保証に関するガイドライン」の趣旨や内容を十分に踏まえ、お客さまからお借入れや保証債務整理の相談を受けた際に真摯に対応するための態勢を整備しております。また、経営者保証の必要性については、お客さまとの丁寧な対話により、法人と経営者の関係性や財務状況等の状況を把握し、同ガイドラインの記載内容を踏まえて十分に検討するなど、適切な対応に努めております。28年度新規に無保証で融資した件数900件新規融資に占める経営者保証に依存しない融資の割合4.11%保証契約を解除した件数448件(注)保証債務整理については、当金庫をメイン金融機関として成立に至った経営者保証に関するガイドラインに基づく申し出はありませんでした。 平成28年度は133先への経営支援に取組み、14先に債務者区分の改善を図ることができました。【28年4月~29年3月】期初債務者数うち期末に債務者区分がランクアップした先数うち期末に債務者区分が変化しなかった先数うち経営改善支援取組先数(単位:先)正常先破綻懸念先実質破綻先破綻先合 計うちその他要注意先うち要管理先11,2372,23327101402614,3482920372013314000014要注意先17603620115■ 経営改善支援の取組実績地域金融円滑化せとしんの経営5せとしん REPORT 2017

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る