金融という業界

金融業界とは

時代と共に変化する金融業界。

金融業界とは、銀行・信託銀行、信用金庫、証券、保険(生命保険・損害保険)、不動産ファイナンス、リース業、クレジット・信販業、政府系金融機関など、業態は様々で幅が広い業界です。

もともと金融とは 「お金を融通する」から来た言葉で、お金が余っているところから必要としているところへ貸すという意味でした。しかし現代ではその取引が複雑になっており、その定義だけでは当てはまらない分野も増えています。法律によって厳しく定められていたそれぞれの仕事の領域は、時代とともに近づいたり重なったりしており、異なる分野への進出や、その隙間を狙った新しいタイプの金融機関の誕生など、変化が激しくなっています。また国際化が進み、外資系金融機関も数多く進出するなど、過渡期にある業界だといえます。

信金と銀行との違い

信用金庫と銀行の違いを知っていますか?

どこの店舗を訪れても、預金や融資、為替を扱う窓口があるなど、ほとんど違いはありません。
しかし決定的に異なるのは経営理念です。

信用金庫は、地域の人々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る「協同組織の金融機関」です。そのため、利益第一主義ではなく、地域の中小企業や、人々の暮らしの発展に貢献することに大きなウエイトを置いています。また、営業地域が限定されていますので、お預かりした資金は地域に全て還元され、活かされるという点も特徴の一つです。

つまり信用金庫は「地域のために生まれた、地域にいちばん近い金融機関」なのです。